上野の森美術館で開催されている、 今話題の「怖い絵展」に行って来ました。 様々な恐怖をテーマにした全6章で構成され、 描かれている恐怖を読み解くヒントが 全作品に添えられているので、 美術鑑賞初心者の私でも、 十分に理解して楽しむことができます。 作品の背景を知ることで、 怖い絵を、ただ怖いと感じるだけでなく、 より深く、本当の怖さの意味を味わうことができます。 *画像お借りしています。 監修・中野京子氏 と 女優・吉田羊さんの音声ガイドは 絵の中の世界へ連れて行ってくれるような語り口で、 これから行ってみようか・・・と、思う方がいらっしゃいましたら、 是非!! お勧めです。 *画像お借りしています。 さて・・・・ 「怖い絵展」の様々な展示されている絵画の中で、 一番印象に残った作品は こちらの ポール・ドラローシュ作 「レディ・ジェーン・グレイの処刑」。 政争に巻き込まれ、 望みもしない女王への道を歩まされるも束の間、 わずか9日間で処刑される残酷な運命を、 若き16歳の少女が覚悟を決める瞬間のこの一枚は、 作品の描かれた時代背景や 人物を理解することで、 絵でありながらフリーズすることなく、 まるで映画のワンシーンを観ているような・・・・ 圧倒的な迫力で 動き出して語りかけてくるようでした。 今まで、 私にとって美術館は かなり敷居が高い場所でしたが、 今回、「怖い絵展」で、 絵画の面白さを少し理解することができたように思います。 機会があれば 美術館へ足を運び、 絵画を楽しむ時間を作りたいと思います。 人気ブログランキング
by okusamasamansa
| 2017-11-17 16:23
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