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正義のヒーローとは

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先日、94歳でお亡くなりになられた
アンパンマンの作者やなせたかしさんは
詩人でもあり、多くの歌を残されました。


アニメの主題歌「アンパンマンのマーチ」も
自ら作詞されたもの。
25年前の放送開始以来
子供からお年寄りまで幅広く愛され
我が家の娘も大好きです。

子育て真っ盛りの頃には
親子で一緒に何度も歌った思い出の歌です。



やなせさんがアンパンマンを生み出す時に
本当の正義とは何かと
自身のつらい戦争体験をもとに考えたそうです。


アンパンマンは一見、強い存在のヒーロだけれど
空腹の人に自分の顔を分けてあげたり
顔が濡れると力が出なくなってしまい
本当は弱いところもあります。


正義のヒーローは必ず強いイメージが前提。
けれども、現実の世界では
困っている人を助けようとする人は
決して強い人なんかじゃなくて



ごくごく普通の人。
ひとりの弱い人間なのだと。


絶体絶命の状態になって
そうせずにはいられなかった。
だから、正義を成す時は悲しい事に
必ず傷つくのだと。



褒められなくても傷ついても
皆のために戦わなければならず
それを覚悟しなくちゃいけないのだと。




アンパンマンは
自分を犠牲にしてでも
苦しむ人を助けるキャラクターを
考え続けたやなせさんの
人生の答えなのかもしれません。



テレビアニメで流れているアンパンマンのマーチは
実は2番の歌詞で、1番はあまり知られていなかったそうですが
東日本大震災の後に
広く歌われるようになったそうです。



   そうだ うれしいんだ 生きるよろこび
   たとえ 胸の傷がいたんでも

   なんのために 生まれて
   なにをして 生きるのか
   こたえられないなんて
   そんなのは いやだ
   今を生きる ことで
   熱い こころ 燃える
   だから 君は いくんだ
   ほほえんで・・・・



傷つくことを恐れずに
何度も立ち上がる姿を歌った歌詞が
被災者の方々を勇気づけたのでしょうか・・・。



被災地で苦労している人の事を考えると
のうのうと暮らすことは許されないと考え

高齢でありながらも
少しでも皆が元気になってくれればと
思いを込めて、アンパンマンのポスターを作って
被災地へ送るボランティア活動を行っていたそうです。


皆に勇気と希望を送り続ける
やなせさんの姿に
アンパンマンのマーチの歌詞が重なります。



生前に、やなせさんが
語っていらっしゃったという言葉が深く心に沁みます。


   「やっぱり、生きている限り 何かをしなくちゃいけない。
    自分のできることで、少しでも皆に喜んでもらえればいい。」


命は尽きてしまっても
やなせさんの心は作品の中に宿り
これからも人々を励まし続けていくのでしょう。


御冥福をお祈りします。






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by okusamasamansa | 2013-10-18 15:50 | COLUMN
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