朝晩、寒くなってきた今日この頃・・・ 温かい飲み物や触ると暖かいものが恋しくなってきました。 秋が深まってきているのでしょうね。 インテリアも見た目に暖かい色が欲しくなります。 そこで、夏の間はリビングの片隅に追いやられていた 〝キリムのクッション〟の出番到来です。 触った感じも暖かいです。 〝キリム〟とは、トルコ語で平織りの技法で織られた織物という意味です。 遊牧民が自分達の生活用具として作った織物で、素材は彼らの身近にいる ヤギ、羊、ラクダなどの毛が使われていて、絨毯の様な毛足が無いものです。 クッションカバーにしたキリムは、存在感があって これを置くことで、お部屋の雰囲気がかなり変わります。 そして、我が家は玄関マットにも遊牧民によって織られている 手織りの絨毯〝ギャッべ〟を使っています。 ギャッべはイラン南西部の遊牧民によって古くから織り続けられていて、居住するテントに 敷きこんだ毛足の長い絨毯です。 素朴なデザインは一点一点、織り手の感性で織られた一点もので 柄にもなっている絵は、それぞれ意味があるそうです。 例えば「生命の木」といわれている木の絵は 長寿・健康、子供の健康を願う意味が込められているそうです。 女性を強調したデザインは、子孫繁栄を 星は愛情や願いを 鹿は家庭円満を お花畑は明るさあこがれを意味します。 我が家のギャッべは、玄関の雰囲気に合わせて シンプルな柄でシックな色の「ヤギ」のモチーフのものを選びました。 こちらも子孫繁栄を意味するそうです。 マットの端っこに付いているポンポンが とっても可愛らしい。 我が家の玄関は、狭いので大きなマットが敷く事が出来なくて なかなかサイズが合うものに出会えなくて ずっと探していました。 丁度いいサイズに出会えた時にはとっても嬉しくて すぐに「これ!!」と決めました。 お値段は少々高いのが考えものですが・・・ 足で踏むとフカフカで、毛足のボリュームがたっぷりあるのを感じられるほど とても使い心地がいいです。 長く大切に使っていきたいと思います。 これからの寒い季節、 玄関マットで暖かさを感じる事が出来たらいいな。
by okusamasamansa
| 2012-10-29 17:25
| インテリア・収納
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